コードオブジョーカーから学んだこと

いろいろなカードをやってきましたが、

コードオブジョーカーをプレイして学んだことがあります。

それはカードゲームは「先行が有利」ということです。

決してコードオブジョーカーのルールが悪いとかそういうことを言いたいわけではなく、

恥ずかしながら沢山のカードゲームをプレイしてきたにもかかわらず、

今まで先行と後攻のどちらが有利なのかなんて考えたことがなかったのです。

先行ゲーと叩かれるCOJをプレイして初めてわかったことが「先行が有利」ということ。

囲碁の世界では後攻のほうが明らかに不利なのがわかっているので「コミ」というルールがあります。そのことは知っていました。コミが時代によって変わっていることも知っていました。

しかし、自分のプレイしているカードゲームでは先行と後攻のどちらが有利かなんて真剣に考えてこなかったのです。

 

最近はshadow eraを主戦場として毎日プレイしているわけですが、

このゲームも明らかな「先行ゲー」であることに最近気がつきました。

一年前は何も感じずに遊んでいました。

shadow eraは戦闘システムが独特で、殴りかかった方、攻撃側は防御側を1発で倒すと反撃を受けません。他のカードゲームでは同時にダメージが入るのがあたりまえですが、shadow eraは攻撃側が圧倒的に有利な戦闘システムになっています。

同じ4/4クリーチャーを召還したとしても、先に召還して先に殴りかかる方が圧倒的に有利なわけです。(反撃を受けずに一方的に倒せる!同じ戦闘能力なのに!)

shadow eraは常にボードをいかに支配するかにゲームの焦点が置かれています。

先行プレイヤーは当然先にクリーチャーを召還してボードを先に支配します。

後攻プレイヤーはボードの支配を奪うところから始めなければなりません。

 

先行ゲーということに気がつくと、

今までなんでそのことに気がつくことができなかったのか、疑問になります。

 

その答えは「何も考えてなかった」

からなのでしょう。

 

先行ゲーに気がつくと、芋釣る式にいろいろなことが見え始めました。

shadow eraではクリーチャーの能力に価値はない。

一番重要な要素は防御力。

攻撃力はその次。

結局出した次のターンにクリーチャーは基本的には死にます。

次のターンに死ぬのだからどんだけ優秀なアビリティを持っていても意味がないのです。

そんなことにも最近気がつきました。

3/4で優秀な能力を持っているよりも、2/5バニラの方が強い。

防御力は5がラインになっている。

攻撃力は4がラインになっている。

優秀なカードはだいたいが防御力4で、それを一発で倒せる攻撃力が重要。

ヒーローの武器攻撃、直接火力、クリーチャーの攻撃力の基準が4で、それを一発耐えられる防御力5が重要。

 

カードゲームのうまい人からしたらこんな分析をすることはあたりまえなのかもしれませんが、自分はしてませんでした。

ただ単にカードゲームって楽しいなぁで終わってました。

 

最近は勝つために細かく考えるようになった。

 

昔好きだった言葉にこんな言葉があります。

「知性とはどれだけ細かく考えるかだ」

 

この言葉はカードゲームにも適応できそうです。